013 らじゃー!

飼い始めて間もない頃、、、

当時住んでいた家は、トイレのドアをきちっと閉めるのに力が必要であった。
ちょっと持ち上げて、、、ぐっと引っ張る、みたいにしないと閉まらない。
で、じゃまくさいので、半開きのまま用を足すことがほとんどだった。

ある日、いつものように半開き状態で、大きいほうの一仕事。
終えてから、紙がないことに気がついた。  そうだった。
トイレットペーパーをセットしたままにしておくと、そこいら中を花吹雪状態にするので、用を足すときだけ持って来なきゃあいけないんだった。  うーん、困った。。。

ふと気がつくと、ねこが一緒にトイレの脇にちょこんと座っている。
おおー、、、
おい、ええか、向こうの部屋に行って、ティッシュの箱を持ってきてくれ。 頼んだぞ。
と、半ば真剣に言うと、「にゃうん!」の声を発し、部屋に向かって「とっとことっとっとー」と出て行ったではないか。
おおー。
こ、これで本当にティッシュを持って来よったら、すごいぞ、こりゃあ。 でも、まさかなあ、、、
と、思いをめぐらすことしばし。 「にゃう?」という声とともに、再び現れた。

もちろん手ぶら(口ぶら)で、、、

いや、そりゃまあ、ありえんことでしょうけどね、
期待させるに充分な、「にゃうん!」という返事だったのですよ。

それにしても、「来たのはええけど、何をしたらええのか、よくわからんしー」と、ただ部屋を一周して戻って来よったのかなあ〜〜〜
そんな情景を思い浮かべると、今でも笑いがこみ上げてくるのです。


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