012 セロファンがお好き(後編)

(前編から続き)
次の日、再度病院へ。 しかし、レントゲンと原因不明というセリフを聞いただけ。

その次の日も症状は変わらない。私はこの時点で90%以上はあきらめていた。
飲み込んだものが原因か、それにプラスして細菌かウィルスか、いずれにせよどこかの内臓や神経に異変が生じている。
医者もあてにはならぬ。 できることと言えば、身体をさすってやるだけだ。
その晩は、お腹と背中をさすり続けてやった。

目を覚ましてねこを見ると、昨日までとなんだか様子が違う。
まだふらついてはいるが、なんとか後ろ足で立てるようになっている。
よっしゃー、動けるようになったか。。。
うんちはどうだと、トイレをのぞく。 お、おや? この串にささっただんごのようなものは、、、?
串だとおもったのは、カチカチになったセロファンの帯。
だんごはもちろんうんち。 これも石のようにカチカチ。
で、出たかあーーー。 これが詰まってたのか。 あー、よかった。 ほんとによかった。

今思えば、セロファンを飲み込んだかもしれないって言っているのんだから、 「下剤か浣腸で腸内のものを出してくれー」と強く訴えておけばよかった。  しかし、医者もそんなことをまったく口にしなかったなあ。 見当違いなんだろうか?

それにしても、あの一時的な麻痺は何だったんだろう。
それと疑惑の点滴だが、今も大きな痕が残っている。
直径8ミリくらいで、そこだけ完全に毛が抜けて、真ん中に赤いぽっちが...
(右のイラストは誇張しすぎ)
バイ菌が一緒に入ったとか、薬をそもそも間違えたとか、素人はついそんなことを疑ってしまうのだけど。

まあ、根本の責任は飼い主だ。
この事件以降、セロファン類はねこの行動範囲から姿を消したのであった。


△011
▽013


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