009 はなこっつん

こやつには妙なくせがある。

鼻先またはひたいを、こっちの眉間とかまぶたに 「 こっつん 」 と当てにくるのだ。
夏は毛が顔にくっついて暑苦しいし、冬は湿っている鼻が冷たくてゾクッとする。
一回きりの 「 こっつん 」 ではなく、頭を振り振り、何回もやりよる。
また、川柳コーナーにもこのくせを詠んだ句があるが、目をつつきに来られると、結構痛いのだ。

もともと人間にまとわり付くのが好きなねこだし、呼んでいるとか、相手をして欲しいとか、親愛の情を示す行為だとか、 まあ、そんな類であろうと思っていたのだが...
どうも違うような気がしてきた。

本を、一つの頂点がテーブルの外に出るように置いておくと、その本の角めがけて 「 こっつん 」 しに行くのだ。   テーブルには 「 こっつん 」 しないところをみると、硬過ぎるといかんということか。
で、何回もひたいを本の角に 「 こっつん 」 している。

痒いの?


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