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〜千早ふる荒ぶるものを拂はんと 出で立ちませる神ぞ貴き〜 手作業な石見神楽サイト でででん堂
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*****    イラスト de 神楽(塵輪)    *****
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序盤に演じられることの多い鬼舞です。  二神二鬼の対決で、四人が舞台狭しと暴れます。
鬼は白鬼 ( 般若 ) と赤鬼が登場します。  神方の得物は弓矢です。

<ストーリー>
異国より塵輪という悪鬼が、数万の軍勢を引きつれ我が国に攻め来りしところ、
時の帝が自ら弓矢をとって戦われ御退治あそばされる、というお話。

注意 !!  口上の部分は、管理人による要約・意訳であります。
( 正確な台詞は、台本でお楽しみください。   石見地方のJR主要駅で売っています。 )

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( 神と高麻呂、二人舞う )
( 歌 )
〜 弓矢とる人を守りの八幡山  誓ひは深き石清水かな
〜 石清水いまも流れの末たえず  濁りなき世や君を守らん
〜 箱崎にしるしに植ゑし松なれば  幾千代までも榮え久しき


神:
自らは第十四代の帝、帯中津日子 ( たらしなかつひこ ) なり。
このたび異国より攻めきたりし軍勢の中に、塵輪と申す翼を持った大悪鬼ありと聞く。
この者飛びきたらば、汝ただちに朕に伝えよ。
朕自ら、弓矢をもって退治してくれよう。

高麻呂:
御意。



( 二人舞う )
( 歌 )
〜 八幡山前の外山が曇るとも  わが氏人に曇りおろさじ



( 神入る )
( 鬼囃子に変わり高麻呂のみ舞う )




( 幕内の神に向かって ) 高麻呂:
おおそれながら申し上げます。
かの塵輪なる者、只今黒雲に乗って飛びきたっております。
急ぎ御用意あって、見事御退治遊ばされますよう。



( 鬼二匹現る )




( 高麻呂入り、鬼のみ舞う )



( 甲冑姿となった神、高麻呂ともに現る )






( 双方出会う )



鬼:
我らが前に立ちはだかるとは、なにやつぞ。



神:
第十四代の帝、帯中津日子である。  汝なにものか。



鬼:
我こそはこたびの日本征伐の大将軍、塵輪なり。
一命惜しくば、早々にこの国を我に譲るべし。



神:
愚かなるかな。
汝らこそ、この国を退かずば、  天の鹿兒弓 ( あめのかごゆみ ) 、
天の猪( あめのはばや ) をもって射とどめん!  如何に?



鬼:
笑止!  いざや立ち合い勝負を決せん !!




( 立ち合い )




( 鬼を倒す )






( 喜びの舞 )


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