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〜千早ふる荒ぶるものを拂はんと 出で立ちませる神ぞ貴き〜 手作業な石見神楽サイト でででん堂
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*****    荒ぶる神 石見神楽    *****
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  こんにちは。 でででんどーです。
まずは、ここで主題としている石見神楽なるものを、簡単に紹介いたしましょう。
(起源や変遷等の詳細は、情報サイトがわんさかありますので、ぐぐってみて下さい。)

 石見神楽は、石見地方(島根県西部)に伝わる伝承芸能で、地元では単に「舞」と称します。
浜田市・江津市・益田市などに存在する、あわせて100以上の社中が、 その技を後世に伝えるべく活動をしておられます。 <地図>

  ところで、伝承芸能といっても、年に一度だけ披露されるような骨董的なものではありません。

    〜〜〜  お盆,正月,春祭りに秋祭り,土曜市,花火大会,敬老の日,えらいさんの歓迎会   などなど  〜〜〜

とにもかくにもかの地では、何らかのイベントでは必ずと言っていいほど神楽が催されます。
で、これまた必ず多くの人(観光客というよりも地元の人)が観に来られるのです。

    ♪♪  でででん  でででん  ででん  でででん  …  ♪♪

どこからか太鼓や笛の音が聞こえると、もうダメですね。じっとしてられません。
今まで何十回、何百回と観たはずなのに、、、3日前に別の処でも観たはずなのに、、、やっぱり行っちゃうのですよ。
そんな子供、そんなおっちゃん、そんなお年寄り達が長年支えてきた無形文化財なのです。

 さて、石見神楽の魅力としてよく語られることといえば、以下のようなことでしょうか。
   ・美しくも恐ろしげなド派手な衣装
   ・軽妙で昂揚感あふれる囃子
   ・目が回りそな激しい立ち会い

−−−衣装−−−
 龍や獅子のモリモリ刺繍、ごついガラス玉、ピカピカの銅板やらが、ごてごてごてっ〜と 縫い付けられていて、「豪華絢爛」の一語に尽きます。
誰が見ても「高そー」なのですが、その通り、モノによってはン百万円もするのです。
(一着が、ですよ)

−−−囃子−−−
 神楽囃子のテンポを表す言葉に「〜調子」というのがあります。
一般的に、石見神楽は「八調子」(軽快)の舞として取り上げられることが多く、 また、このホームページにおいても「八調子」をイメージして喋っておりますが、「六調子」(やや緩やか)の石見神楽を伝承されている地域・社中もあります。 
 舞で繰り出される小技や所作、作法は、同じ「八調子」でも社中によってかなり違いますが、 囃子(大太鼓、小太鼓、横笛、手拍子)に関しては、ほぼ同じような感じに聞こえます。

−−−立ち合い−−−
 石見神楽の演目は、神話・伝説を基にしており、30前後あります。面を付けた神と鬼が戦うもの、神だけが舞うもの、 素面による儀式的なもの、といろいろですが、一般によく知られているのは、やはり鬼が出てくる舞でしょうね。
塵輪(じんりん)、天神(てんじん)、鐘馗(しょうき)、日本武尊(やまとたける)、黒塚(くろづか)、八岐大蛇(やまたのおろち)などが代表的です。
ちなみに、このページで用いている写真の演目は鐘馗です。
(30年以上も前の写真で、かなり古ぼけてますね)
 これら鬼舞には、神と鬼とが立ち合う場面が必ずでてきますが、 その動きの激しさ、歯切れのよさは、他の伝統芸能の追随を許しません。

今まで数人の知人に、石見神楽をナマで見せたことがありますが、みな興奮してましたね。
ストーリーも口上もなーんも分かっちゃいないようでしたが…

そう、ここなのです。
ストーリーや口上を知っていれば、なお深く楽しめる。知らずとも、惹かれ昂揚する。
それが「荒ぶる神」の舞、「石見神楽」なのです。


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